核酸とは

核酸とはあまり耳馴染みがない栄養素ですがいままで聞かれてこられた数多くの栄養素の中でも生命の源とも呼べる物質であるといっても過言ではありません。人間は誰でも年を重ねることで加齢はしていきますが、年齢より若くみられたり、老けてみられたりする人がいます。その違いは「加齢」と「老化」は別物だからです。「加齢」とはただ年齢を重ねることですが、「老化」としての現象は、肌、頭髪、病気など様々な形で私たちの体で現れてきます。しかし、これらの老化現象は根本の部分活性を保っていれば老化現象が起きにくいことが最近の研究でわかりつつあります。その根本を支配しているのが核酸です。核酸は生物の細胞の中で遺伝子の中心となる本体として存在しています。生を受け誕生してから、死に至るまでのすべてを支配しているのが核酸なのです。

核酸には2種類あり、1つは「2-デオキシリボースを持つDNA(デオキシリボ核酸)」そして残りの1つが「リボースを持つRNA(リボ核酸)です。この2つの簡単な違いとして「DNAは設計図」「RNAは現場の人たち」そして「タンパク質であるアミノ酸は道具」と考えるとわかりやすいと思います。人間は細胞分裂をしていくことによって、成長もしていきますが老化もしていきます。脳神経細胞は成人してしまいますと、それ以降は増殖することがありません。しかし、他のほとんどの細胞は平均すると120〜200日ですべての新しい体へと変わります。これが俗にいわれる「新陳代謝」です。DNAが正しい情報のままコピーされていくと新しい細胞も古い細胞とまったく同じ細胞になりますのでが、時々コピーエラーが起こります。その不完全なDNAも持ってしまった細胞はガンのような悪性腫瘍など重度の病気になりますが、身体の機能低下、皮膚の老化、頭髪の白髪など当たり前に起きる老化現象もこのコピーエラーが原因です。では一体、なぜそのようなコピーエラーが発生するのでしょうか? 原因は2つあります。「DNAが傷つけられてしまい不完全であること」「細胞の中で核酸の原料が少ないこと」です。

DNAは様々な主に2つの要因から攻撃をうけています。それは「ウィルス」と「活性酸素」です。ウィルスは自ら増殖することはできません。そのため、生体内の細胞に入り込むことで増殖します。本来から持っている情報を書き換えられることで様々な疾病が現れてきます。肝臓に入り込めば肝炎になり、エイズウィルスが免疫細胞に入り込めば免疫不全になってしまいます。しかし、実際ではこのウィルスより我々の遺伝子を傷つけるのが活性酸素なのです。活性酸素は現代社会においてあらゆることで体内に発生します。紫外線、ストレス、タバコ、食品添加物、これらすべてにさらされている今の現代は、活性酸素を抑えてくれる抗酸化物質を積極的に摂取することが重要とされています。人間は20歳をすぎると外部から核酸を摂取しないと十分な量を自ら供給することができなくなってしまいます。そのため、効率よく摂取することがアンチエイジングの考えで重要となっています。